【ダンスインストラクター】になるには?勤務先・業務内容・報酬(給料)・心得・モラル

ダンサー

こんにちは!

ダンサー・ダンスインストラクター・ピラティスインストラクターで、現在育児休暇中のしゃち子です。

ここでは

  • ダンスインストラクターの仕事:勤務先・業務内容
  • ダンスインストラクターの報酬(ギャラ・給料)
  • ダンスインストラクターになるには?
  • インストラクターの心得・モラル

について書いています。

ダンスインストラクターにはいろんなダンスジャンルがありますが、ここではストリートダンス・ジャズダンスがメインの内容となります。

社交ダンスやバレエ、フラなどのジャンルでは変わってくるとおもいますのでご理解ください。

約20年ダンスで生計を立ててきた経験から書いています。

私はJAZZHIPHOPをメインに、主にHIPHOP、JAZZ、ジムではHOUSEのレッスンをしてきました。

18歳からインストラクターの仕事を週1本程度から始め、ダンサーの活動をしながら22歳で週10本、24歳で週18本前後に落ち着きました。

現在39歳で、ほぼ育児休暇中ですが、週1本だけレッスンと、依頼された振付の仕事のみ行っています。

私のインストラクターとしてのポリシーはダンスを通じて生徒さんの人生を豊かにすることのお手伝いをすることです。ダンサーになりたい、ステージに立ってみたい、内向的なのを直したい、ダンスを通じて健康になりたい等目的はそれぞれだと思いますが、少しでもそのお手伝いができればとおもっています。

まあ、私も実際超内向的なので、内向的な人は意外にダンサーに向いてると思っています。インストラクターに関してはイントラスイッチなるものがあります(笑)なので、内向的だけどインストラクターになりたい!という方、きっと大丈夫ですよ!!

時代の流れとともにインストラクター業にいろいろな変化があります。

2020年現在の一般的なところから、自分のことまで突っ込んだ内容を書いていますので、ダンスインストラクターを目指している方、レッスンを増やそうとしている方等の参考になればと思います。

私の主観や単なる意見・苦言もところどころ入っていますのでご了承ください。

「インストラクターの心得」は同業者にも読んでいただいてディスカッションしてみたいです。

この記事は、現在育児休暇中で生徒に協力できていないので、インストラクター業について書いてみようと思ったのがきっかけで書きました。

今現在もダンサーやインストラクターを目指している生徒もいるのですが、仕事にしていくにあたって教えていないことが多々あるので、生徒向けに「インストラクターのスキルと心得(基礎編)」などの勉強会をやろうかとも思っています。あ、無料で。

画像は尊敬するダンサー仲間・イントラ仲間、生徒です。

皆様ありがとう!

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ダンスインストラクターのレッスン先

  • ダンススタジオ・ダンススクール
  • カルチャースクール
  • フィットネスクラブ・ジム
  • 芸能事務所
  • 専門学校
  • 部活・サークル・学校
  • 個人でスタジオを借りる
  • 個人でスタジオを作る

がダンスインストラクターの主な勤務先だと思います。

わかる範囲で業務内容の違いや雇用形態、生徒さんの支払い方法なども書いています。

ダンススタジオ・ダンススクール

ストリートダンス・ジャズダンス系ですと大体のダンスインストラクターがダンススタジオでレッスンをしているかと思います。

ジャンルはもちろん、入門からプロ育成コースまで沢山のレッスンがあります。

スタジオにもよると思いますが、基本的に自分のスタイルを貫けるレッスンが持てると思います。

スタジオによってはキッズクラスや、幼児クラス、シニアクラス、女性専用クラスもあったりします。

生徒さんはダンサーになりた、ダンスが上手になりたい、などの方が多いですし、すでにダンサーとして活動している方もくるでしょう。

運動不足解消やダイエット目的で来ている方もいますが、それにダンススタジオを選ぶからにはダンスが好きなのは間違いないと思います。

働き方はフリー(業務委託)が多いです。

生徒さんの支払い形態は、月謝のところもありますが、大半は都度一回か、数回のチケットなどです。

生徒はインストラクターのダンススタイルが好きか、経歴などで来てくれるので、ある程度の経歴、ダンサーとしての知名度・実力も集客の要因になります

カルチャースクール

ダンススタジオよりも敷居が低く、生徒さんには初心者のキッズや、年配の方なども多いのが特徴です。

初心者向けのレッスンが多いイメージですが、固定の生徒さんが多いため、中級クラスがあるところもあります。

自分のスタイルでレッスンできることが多いですが、スクールの規模によって全然変わってくると思います。

親御さん的にダンススタジオはちょっと自信がない、や、ダンススタジオ行く前にダンスを経験させておきたい等の生徒さんもいます。

働き方は業務委託の他、インストラクター派遣事務所から仕事を受けているインストラクターも多いと思います。

スクールによってはスタッフ兼インストラクターという感じのところもあります。

生徒さんの支払いはほとんど月謝か、2カ月から半年、1年のまとめ払いのところが多いですね。

生徒は地域の方が多く、スクール側が募集してくれることがほとんどです。しかし大体体験レッスンがあり、インストラクターを気に入ってもらって入会という形なので、指導力は必要です。

フィットネスクラブ・ジム

老若男女の生徒さんがいますが、地域や時間帯によっては60代以上の方ばかりのクラスもあります。

ダンスのスキルアップを望むというより、健康維持のためにダンスを取り入れている方も多いです。

勿論がっつりダンスをやりたい!という方もいます。

フィットネスクラブ・ジムによってはキッズダンススクール等を実施しているところもあります。

本当に様々な方がいるのがフィットネスクラブ・ジムです。

ベテランばかりの中にいきなり運動も始めてです!という方が来ることもあります。

ダンスのスキル以外に、レベル設定が無いクラスも多いので、初心者の方が来て全くできなそうな場合など、作ってきた振り付けをその場で変えられる臨機応変さやフォロー力などが必要となります。

その場で全然違う振りをやったり、作ってきた振りの要素を減らしたりですね。

あ、要素を減らすとは手+足の振りだったら足だけにするとか、リズム+手だったらリズムだけにするとかです。

ただ複雑な振りは脳トレにもなりますから、簡単なところと難しいところのメリハリをつけて、初めての方が「全くできなかった!もう出ない!」とならないようにもっていくのもポイントですね。

全く変えず貫く人もいますけど…古くからいる一部のメンバーさんウケは良いかもしれませんが、せっかくダンスをしてみようと思った方の芽をつぶすことにもなりかねないので…クラブ側の方針もありますが、難しいところですね。

中級クラスなら貫けばよいと思いますが。あ、この辺は主観です。

大切なのは自分は「ダンサー」ではなく「インストラクター」だということをしっかり認識することでしょう。
そして一番大切なのが安全面に配慮することです。

いろんな方がいますし、健康を目指して生きているのに私たちインストラクターの指導で怪我なんかさせてしまってはそのメンバーさんのフィットネスライフを奪うことになります。

最近は一時期ダンスブームをうけフィットネスクラブ・ジムでもHIPHOP以外にもストリートダンス系のいろいろなレッスンが増えましたが、最近は減っている傾向があります。

雇用形態は業務委託、派遣の他、プレコリオならアルバイトスタッフでもできる場合があります。

スタッフとして働き、数回の研修でプレコリオ(振り付けがきまっている)レッスンを持てる場合もあります。

ダンサーとしてはちょっと複雑な思いがありますけどね…まあジムですし、レッスン的には差別化されてるからよしと割り切って考えています。

メンバーさんの支払いは月ごとに会費の引き落としがほとんどです。

身体・運動に対しての知識があり、安全な指導ができることが大前提で、あとはインストラクターの指導力、実力はもちろんですが、キャラ(人柄)でも集客できるかもしれません。初心者向けや高齢者向けのレッスンができると強いですね。

先生に会うと元気がでるのよ、という方もいます。ありがたいですね。

芸能事務所

アイドルや、役者・アクション俳優、声優向けのレッスン等あります。

ダンス基礎はもちろんですが、所属タレントさんたちの体力UPやスタイル維持、身体づくりのためのレッスンもあります。

内容・時間なども事務所の方針によってかわってくるでしょう。

生徒さん自身の支払いは、そのタレントさんのポジションや、事務所によってあるところと無いところがあると思いますが、ダンスインストラクターには知らされていません。

専門学校

インストラクターというより先生という感じです。

私は芸術系の高校で教えていましたが「講師」と呼ばれていました。

本気でダンサーになりたい子もいれば、歌手になりたい子や、とりあえず来てみた、という感じの子もいます。

しかしレッスンにかんしてはプロ育成というイメージで良いと思います。

学校によっても方針がいろいろあるので私の経験談になりますが、ダンス以外にも以下のようなことも教えていました。

インストラクターとしてのスキル、レッスンの進め方、ダンサーの営業力、現場でのマナー、ウォーミングアップの重要性等も講師として教えられるとよい。

部活・サークル・学校

教育の現場でもダンスが取り入れられました。

なのでダンスインストラクターやダンサーが学校に呼ばれることも多くなりました。

私自身そこまで詳しくないのでイントラ仲間の話ですが、無償なところも多いようです。

卒業生として教えに行っているダンスインストラクターさんもいました。

私も高校卒業直後は後輩に教えに行ったりしていましたが、無料でやっていました。まだインストラクターとして活動する前だったので良い経験になりました。

個人でスタジオを借りる

既に生徒さんが沢山いる方や、ワークショップなど不定期でレッスンをしたい方の働き方です。

産休明けのママインストラクターも多いですね。私はやってないですが…やろうかな

一番やりたいことができるのがこれかと思います。

日時や内容も自由に選べます。

インストラクター仲間は、バトルなどを組み込んでワークショップを行っている方もいますし、ダンスと筋トレ、強化したいジャンル等、いろいろなやり方があると思います。

生徒さんが多ければスタジオに所属するより報酬はいいですが、その分やることも多いです。

場所の確保、場所への支払い、生徒への連絡、POP、生徒からレッスン代を受け取る等も業務の一環。

個人でスタジオを作る

これはダンスインストラクターとして目標にしている方もいるかもしれませんね。

インストラクター業より経営が忙しくなると思いますが、自分のスタジオですから、雇うインストラクターも自分次第ですし、スタジオの方向性も決められます。

実際ダンサー仲間やイントラ仲間が7人、スタジオをそれぞれ経営していますが、みんな業務は大変そうですがすごく楽しそうです。

一番は資金ですが、維持していくには、信念とバイタリティ、人柄と、ある程度のマーケティング力が必須だと思います。

ダンスインストラクターの仕事内容

舞台写真 ダンサー

  • レッスン
  • 事前準備
  • 発表会関係

レッスン

ウォーミングアップから振付、ジム等やキッズスクールではクールダウンもやる場合もあると思います。

私のお勧めの流れは「インストラクターの心構え」の項目で書いています。

レッスンの時間

  • キッズクラスなら50分~60分
  • 通常は60分~90分
  • JAZZ系で稀に120分
  • ジムの入門やリズムトレーニング系だと30~45分

のクラスが多いのではないでしょうか。

事前準備

身だしなみ

インストラクターとして人前に立つので、ある程度の身だしなみは必要かと思います。

ストリートはいろんなファッションもありますから、私はそこまで「生徒のお手本!」のようなファッションではなくてよいと思いますが

ダンスインストラクターはレッスン着は必要ですよ、という話です。

レッスンだけで生計を立てている人は1日平均2~4本だと思いますが、着替えが必要ですよね。

ちなみにレッスンウェアを購入したら領収書を取っておいて確定申告で経費として申告できます。

広告宣伝費・消耗品などです。

音源の準備、音編

音源は本当は著作の問題で購入CDのみとされているところが多いのですが、MP3プレーヤーを使っている方も多いのではないでしょうか。

レッスン用にCDを焼いたり、プレイリストを作ったりするかとおもいます。

この辺は著作のグレーゾーンですね…本当はアウトかな。

とにかくMP3で使うにしろ、しっかり購入して音源を使うのは最低限守りたいところです。これについては別項目「発表会の音源」のところでかきます。

レッスンで使う音源を編集する方もいるとおもいます。

私もまれにやります。私はPCソフトを使っていますが(昔はアシッド、今はアドビ)今はアプリなどもあり簡単な編集ならすぐできるようですね。

振付

レッスン前に振付を作っておく方がほとんどでしょう。

クラスのレベル設定に合った振付を考えると思います。

リズムトレーニング、ダンスファン系などでしたらその場でできるかもしれません。

レッスン前後

入り時間について

ダンススタジオですと自分のレッスン時間に間に合えば大丈夫かもしれません。

スタジオの清掃も生徒さんやスタッフがやってくれるところが多いですし、レッスンとレッスンの時間が空いてないことも多いですし、先生によっては延びたりも…まあこれは別の話ですが。

専門学校や事務所レッスンはその現場で変わってくると思いますが、時間に余裕をもって行動できると良いですね。

ジムだと10-15分前に放送を入れなければいけないところもあります。

そして10分前にはスタジオの安全を確認し音源や空調を準備(前後のレッスンで暖房や冷房がきつい場合もあります)メンバーさんを向かい入れます。

着替えや準備の事を考えると最低でも20分前には到着していないとバタバタします。30分前に到着していると安心です。

レッスン後には報告書を書くところもあります。

レッスン内容はもちろん、人数や初心者の数、清掃・機材の不備に関係するところまで細かく書かなければいけないところもあります。

キッズスクールですと事務所で名簿を受け取ったりなどもあるので早めの行動がお勧めです。

そしてキッズレッスンにいつもぎりぎり到着!なんてことですとキッズが「それでいいんだー」なんて思ってしまう場合があるかもしれません。

ダンサーとしてはもちろんですが、大人の指導者としてお手本になる行動をしたいですね。

全ての勤務先でいえることですが、レッスン後に生徒からの質問に答えたり、曲名を教えたりなども業務の一環だと思います。

発表会関係

振付・フォーメーション

生徒レベル・人数に合わせた振付・構成、フォーメーションを作ります。

音編

自分で行う場合や、委託する場合もあります。

注意点としてはYouTubeでダウンロードした音源を使ったりしないことですね。著作権や音質・ダンサーとしてのモラルにも問題があります。

若いダンサーに多いですが、この業界で仕事をするならアーティストさんにも敬意を払いましょう。

以前20代のイントラの後輩に「音編お願いできませんか?音はYouTubeで拾ってもらって、ここをカットしてほしくて」なんて連絡があってびっくりしたことがあります。

照明プラン

ショーに合った照明プランを作ります。

紙1枚のざっくりイメージしか作れないことと、紙10枚以上で数秒ごとに細かく指示できる場合もあります。

クラブで開催などではお任せなことも多いですね。

これはスタジオや、発表会形態、予算、規模、本番の施設などによって変わってきます。

衣装決め

衣装代は基本生徒さん持ちになりますが、衣装を決めるのは振付したインストラクター本人の事が多いです。

予算を安くするため生徒自身やママに手作りしてもらうことを選んだり、値は張りますが衣装さんに委託してしまったり(コネがあると良い…)、既製品を購入するかになると思います。

生徒それぞれで購入してもらう場合もあれば、まずインストラクターが全員分購入し、あとから衣装代を徴収したりします。

チーム名と生徒名入りのオリジナルTシャツを作ったりもしました。

ゆるい発表会なら、上は白、下は黒、差し色赤で各自まとめてね!なんていう方法もあります。

時間がない時もこんな感じになってしまうこともありました。反省。

白って言ったのにオフホワイトや黒って言ったのにチャコール持ってくる生徒もいるので、イメージ通りにいかない場合もあるのでチェックが必要ですが…

別でリハーサルを組む場合
スタジオで決められたレッスンやリハーサルで足りない場合は、場所代を生徒さんから徴収し、別のスタジオや区民施設などを借りてリハーサルすることもあると思います。

以下は個人的な意見になります。

生徒さんはすでに高額な発表会の費用をスタジオ側に支払っています。

以前スタジオの発表会の時、リハーサルごとにレッスン代として生徒一人一人からレッスンと同じ費用を徴収しているインストラクターがいました。

共通の生徒さんから相談されて知ったのですが、追加でリハ代かかるならあらかじめスタジオ側か先生から説明が欲しいと言っていました。

たとえばスタジオレッスンだと2500円だとしてその2500円がそのままイントラに入ってくるわけではありません。しかし、そのインストラクターさんは全て自分の懐へ(生徒がスタジオへクレームを出し厳重注意)

この辺もグレーゾーンなところです。

私たちインストラクターもボランティアではないのでリハーサル代を徴収しなければいけないこともあります。

私も発表会の時、レッスン以外にそのスタジオが借りられな場合などは他のスタジオでリハーサルやってましたが、基本は無料でリハーサルやっていました。場所代を生徒が割り勘で。

生徒さんからお願いされて、私が組んだリハーサル以外の、生徒が決めた練習を見に来てください、と言われ指導に行った時などは生徒さんの方からお礼としていくらか包んでくれました。

状況によって受け取ったり受け取らなかったりでしたが。

ストリートダンスは文化が浅いので、この辺がまだマチマチです。

日舞や他の伝統ある音楽・舞踊系の発表会などは先生や舞台スタッフにもかなりの額を包むと聞いたことがあります。(日舞の経験者で現在はストリートダンサー仲間の方から聞いた話)

難しいところですが、どうか良識のあるインストラクターさんが増えますように。

そして私たちインストラクターもボランティアではないことをスタジオにも生徒さんにもご理解いただきたいところですね。

本番の引率

本番当日、スタジオの発表会やイベントなど、決められた場所・集合時間に集合します。

まとめ役として生徒たちにしっかり必要事項を伝え、発表会が円滑に進むように協力し、スタジオや他のナンバーに迷惑とならないようにしましょう。

スタッフや他のナンバーの方への挨拶、楽屋の使い方や帰りの清掃など、生徒にしっかり指導してあげると良い思います。

角が立たなければ生徒の中でリーダーを作っておくと伝達など楽になるかもしれません。

打ち上げ

業務とまではいきませんが、スタジオの主催する打ち上げなどは行ってあげたほうが生徒も喜ぶかもしれません。

頑張った生徒をねぎらってあげるのも良いと思います。

しかし個人的に一部で行うときなどは生徒を贔屓しないなどの配慮は必要です。

けっこう後々しょーもないトラブルに巻き込まれたイントラさんを数人知っています。

私は必要以上にやりません。

大人もいますがキッズ生徒もいますので酒の席にキッズがいるのも、打ち上げなのにお酒が無いのも気を遣ってしまう性分なので。

こっちのスタジオはやったけどあっちのスタジオはやらなかったなど、いろいろ匙加減も難しかったり。

男性インストラクターはその辺の匙加減がもっと大変そうでした。

しかしこの辺が調整できたり気にしないという方でしたら打ち上げは生徒のモチベーションにつながるということもあると思うので、やってあげることに越したことはないかもしれません。

というわけで人それぞれですが、あくまでインストラクターの立場を忘れない、というところです

確定申告

フリーで活動しているインストラクターは自分で確定申告しなければなりません。

いろんな場所でレッスンしていると思いますので書類が多く、送ってきてくれる場合は楽ですが、自分で手配しないといけないところもあり、結構大変です。

青色申告の方がメリットが大きいので、屋号を取得しておくことをお勧めします。

交通費・通信費・ヘアメイク代・衣装代・レッスン着代・ミーティングで使った費用・リハーサルにかかったスタジオ代なども申告できるので領収書を取っておきましょう。

インストラクターの報酬

ピタ ドラえもんのポケット

まず雇用形態によっても変わってきます。

一番多いのは業務委託、他にはイントラ派遣事務所、スタジオ付きの社員やスタッフ兼インストラクターなどもあります。

  • 固定
  • 歩合
  • 長時間のクラス
  • 発表会
  • 交通費について

固定

業務委託として、スクールやジム、芸能事務所、専門学校は固定が多いと思います。

以下報酬についてあくまで私の知る限りですが、

ジムですと、60分クラス

3000~6000円くらいですね。

私は昔は5000~5500円もらってましたが、2014年くらいからレッスンの多様化&スタッフのプレコリオ開始でいろんなジムで高額なイントラが切られ始めたりして、今は4000円~5000円くらいで落ち着きました。報酬が下がってやめようと思ったジムも生徒さんが好きで辞められなくてずるずるやってたり…。ジムによってバラバラです。

45分クラスで0.6×で、30分クラスで0.5×みたいな。

芸能事務所は2-3時間のレッスンで

15000円~30000円くらいでした。

専門学校は私は年契約で、週一回90分クラスで、月給でした。

多分一回のレッスンに換算すると4000-5000円くらいだったとおもいます。

スクールは固定+歩合のようなところもあります。

基本は3000円で、10人まで変わらず、それ以降15人まで3500円、20人で4000円などのところもあるかと思います。

歩合

ダンススタジオはほとんどが歩合だと思います。

生徒一人500円から1000円くらいです。

500円ですと10人くると5000円、1000円だと10人で10000円という計算になります。

というかんじでスタジオによって全く変わってくるかと思います。

発表会

スタジオの発表会でのイントラへの報酬です。

カルチャースクールですと無い場合もあります(参加は任意になる)

スタジオの普通の規模の発表会ですと、生徒一人につき5000円~10000円くらいでしょうか。

生徒が15人で5000円の場合は75000円が報酬になります。

イントラナンバーへの参加や、ゲストダンサー出演、そして発表会の規模によってもかわってくると思います。

交通費について

スタジオ、一部のスクールは交通費は大概でません。

ジム、カルチャースクール、芸能事務所、専門学校は交通費がでるところが多いです。

交通費の上限がある場合もあります。

私がレッスンをやっていたキッズスクールでは、業務委託の先生には交通費は出ませんでしたが、

派遣の先生には出ていました(わたしも派遣)

これは派遣元が支払ってくれていたのですが、その分業務委託よりは報酬が安いのだと思います。

ダンスインストラクターになるには

ロスのダンススタジオの前

まずダンスができることは大前提です。

ダンスインストラクターは資格は必要ありません。

ヨガやピラティス、エアロなどは資格や養成所を出たかどうかも重要になってきますが。

ダンスも今いろんな資格が出てきていますが、必須なものはありません。

しかし資格が必要ない分、守ってくれるものもありません。

生徒の安全や自分を守るためにも個人的に最低限これはやっておいてほしいということがありますので、それについては「インストラクターの心構え」の項目で書きます。

  • インストラクターオーディション
  • スタジオから依頼
  • コネクション

インストラクターオーディション

フィットネスクラブ・ジムはオーディションが多いと思います。

ダンススタジオはそもそも公開している募集はなかったりします。たまにありますが…

オーディション情報は昔は雑誌でしたが、今はほとんどネットから探すことが多いかと思います。

以下のコネクションで書きますがインストラクター仲間がオーディション情報を教えてくれたりもします。

私が24歳頃だったとおもいますが、ジムの偉い人(言い方w)がレッスンを見てくださった際、「ダンスインストラクターのオーディションを任せたい!」と言ってくださり、

僭越ながらインストラクターを選ばせていただいた時期があります(断ればよかった…今考えるとまだ実力不足。今ならちゃんと選べると思うけど)

大切なことはダンススキルや教え方の上手さはもちろんですが、安全面・キャラ・生徒が安心してレッスン受けられる雰囲気か等のチェックリストを作っていきました。

もしオーディションに受からない…!!っていう方がいたら、「生徒さんがレッスンを受けたいのはどんな先生か」「勤務先が雇いたいインストラクターはどんな人か」など視点を変えて考えてみると良いかもしれません。

そこまでしてレッスン持ちたくない…という方もいるかもしれませんが、それはそれでよいと思います。

スタジオから依頼

ダンススタジオはこのパターンも多いと思います。

しかし、全くつながりがないダンサーに依頼することは少ないかもしれません。

すでに超有名ダンサーであればHPや所属事務所づてで依頼がくるかもしれませんが、

スタジオのオーナーやスタッフとどこかで接点がありことが多いかと思います。

ダンスの現場で会った、イベントでお会いて挨拶したことがある、スタジオのインストラクターと友達でスタジオ側から紹介してくれと頼まれてその友達から聞く等。

私は最後のパターンが多かったです。

イントラ仲間から「○○スタジオでレッスンやってほしいって言ってたけど興味ある?」みたいな。

そのイントラさん達はそのスタジオで信用あるんだろうと思います。

全く知らない方からHPからレッスンの依頼をいただいたこともありますが、「ちゃんとした依頼」は1企業だけでした(超有名ダンサーならもっと多いと思いますが)

あとはスタジオ側に「役者へ指導できるインストラクターを紹介してほしい」と連絡があり、オーナーが私を紹介してくださって、役者さんや声優さん向けにレッスンを数年間やらせていただいたこともあります。

コネクション

なんだかんだでこれが一番多いと思います。

友人
主に2パターンあると思います。
 
まず1つ目は友人の「代行」を引き受け、評判がよく、何度か行くうちにスタジオから別枠で依頼してもらえるパターン。
ダンススタジオでも、カルチャーでも、ジムでもこのパターンは結構あると思います。
実際にレッスンをやって信用もできているので雇いやすいとおもいます。
 
そして、2つ目は上にも書きましたが、インストラクター仲間から横のつながりで仕事を紹介してもらえるパターンです。
勤務先がインストラクターをさがしていたり、自分が怪我や産休などで抜ける場合、後任を紹介してくれと言われる場合もあります。
 
私は各スタジオやジムに沢山のインストラクターを紹介できてきたと思っています。
産休に入る際も、18クラス中、8レッスンは私自身がインストラクター仲間や生徒さんを紹介させていただいて、そのままそこに所属してレッスンしていただけています。
 
紹介される・する際は自分も仲間も信頼できる人かがカギですね。
紹介して失敗したこともあります…。
そして私はもう一つ、以前バイトしていたクラブで知り合った偉い人から知り合い経由で連絡があり、ダンススタジオをオープンさせたからイントラとして手伝って、と仕事を頂いたことがあります。
 
というわけで、どこから仕事が降ってくるかわからないので(笑)、常日頃真面目にインストラクターとしてダンサーとして活動するとともに、ダンサー仲間・インストラクター仲間を尊重し大切にすることもとても大事なことですね。

仕事が欲しい下心丸出しの関係は良くないと思いますが。

あ、これは賛否両論。
もちろん仕事をくれそうな人にべったりしていくのは結構なスキルの1つです。
私は性に合わないのでできませんでしたが、「付き人」的な文化は芸能関係では沢山ありますから、これを批判することはしません。
ダンス界だと縦の関係で好かれて、横の関係に嫌われることもあるかもしれません。
私は昔はこういう人嫌いでしたが、今では応援したいです(人柄によるが)これもスキルだと。
 
自分の先生
上記で代行には触れましたが、自分の先生の代行のを務めてレッスン枠を獲得するパターンと、
先生からスタジオやスクールで「レッスンやってみない?」という感じで紹介してもらえたりすることもあります。
私は一人の先生ではなく複数のレッスンや海外のレッスンに行っていたので紹介してもらったパターンはありませんが、生徒を紹介したことは結構あります。
しっかり育てて、インストラクターの心得やスキルも伝授してからです。
その先はもう生徒自身の仕事の問題なので口だししたりはしませんが。あ、相談されたら力になります。

インストラクターの心得

ダンススタジオ 変なポーズの生徒

ダンス以外にも最低限以下の知識・技術があると安心です。

  • CPR
  • 運動生理学
  • 解剖学
これは、生徒の安全を守るという観点と、「自分を守る」ことでもあります。

すでにフィットネスクラブ・ジムでは消防署等で救命士から指導を受けないとレッスンを持てないところもあります。

日本はCPRに関してはかなり遅れているので、インストラクターでなくとも出来てほしいところでもありますが、沢山の人にダンスを教えて身体を使うという仕事である私たちには、必須であると思います。

なぜなら、

すこし嫌な言い方ですが、レッスン中に何かあった時、責任を取らされることはあまりないとは思いますが、もし倒れた生徒さんがいてなにもできなかった場合、それからのインストラクター人生に関わってくるかもしれません。

私のレッスンではまだ幸い倒れた方はいませんが、私がレッスンしている間にプールやジムエリア等で倒れた方がいたことがありました。

どんなに自分が気を付けていても、起こるときは起こります。

もし自分のレッスンで倒れた方がいた場合、CPRの研修を受けていて実践していたら救えるかもしれませんし、もし救えなくとも、何もできなかった場合とでは信用に関して雲泥の差があると思います。

生徒や勤務先からの信用を失うことはもちろん、レッスン中の生徒の怪我が原因でクビになったインストラクターも知っています。

最低限の運動生理学や解剖学の知識があれば、生徒さんの怪我は防げたかもしれません。

というわけで、この3つ、特にCPRは自分を守るためにも、習得しておいた方が良いと思います。

ダンススタジオでのレッスンに関してはそこまで必須にされませんが、今は老若男女ダンススタジオに通う時代でもあります。

しかしダンススタジオのスタッフにCPRができる人がいないのではないのでしょうか。

逆にCPR研修必須なジムには、ほかにもCPRができるスタッフも沢山います。

なのでなおさらCPRに関してはダンススタジオでレッスンしているインストラクター・できればスタッフにも覚えてもらいたいなあ、と思っています。

救急車がくるまでだれも何もてきませんでした…とかシャレになりません。

私はジムでレッスンを始めてから、ジムスタッフさんの知識が自分にも欲しいと思い、22歳から2年半くらい、身体の勉強をしたくてジムのインストラクター・パーソナルトレーナーもやりました。

その経験はすごく役に立っています。

そしてキッズレッスンとモラルについても書かせていただきました。

CPR

心肺蘇生法(しんぱいそせいほう、CardioPulmonary ResuscitationCPR)は、呼吸が止まり、心臓も動いていないと見られる人の救命へのチャンスを維持するために行う循環の補助方法である。

引用 Wikipediaより

すでにフィットネスクラブ・ジムでは消防署等で救命士から指導を受けないとレッスンを持てないところもあります。

日本はCPRに関してはかなり遅れているので、インストラクターでなくとも出来てほしいところでもありますが、沢山の人にダンスを教えて身体を使うという仕事である私たちには、必須であると思います。

なぜなら

すこし嫌な言い方ですが、レッスン中に何かあった時、責任を取らされることはあまりないとは思いますが、もし倒れた生徒さんがいてなにもできなかった場合、それからのインストラクター人生に関わってくるかもしれません。

私のレッスンではまだ幸い倒れた方はいませんが、私がレッスンしている間にプールやジムエリア等で倒れた方がいたことがありました。

どんなに自分が気を付けていても、起こるときは起こります。

もし自分のレッスンで倒れた方がいた場合、CPRの研修を受けていて実践していたら救えるかもしれませんし、もし救えなくとも、何もできなかった場合とでは信用に関して雲泥の差があると思います。

AEDの知識もあると良いですね。これは以下で見ていきましょう。

AEDについて

AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

引用 日本電光HPより

最近はAEDが置いてある場所が増えましたし、フィットネスクラブ・ジムには完備してあるでしょう。区民・市民施設や駅やショッピングモールでも見かけます。

しかし個人経営のダンススタジオにはおいてないことの方が多いと思います。

近くにあるかもしれませんので、場所を確認しておくと安心かもしれません。

これはインストラクター以外にも、ダンススタジオ経営者・スタッフなどにもお願いしたいところですね。

最低限の運動生理学

運動とエネルギー代謝、運動と神経・筋肉などの細かいことはそこまでいらないかと思います。

ただ、レッスン内での怪我を予防するためには、ウォーミングアップ~クールダウンまでの流れなど、振付のメインパートにしっかり身体を効率よく機能させる順番などはしっかり理解しておくと良いと思います。

例えば、筋温が低いのに静的ストレッチやっても伸びを感じませんよね。

ダンサーなら身体でわかっていることもありますが、インストラクターとしては一歩突っ込んで勉強し、一度レッスンの流れを見直してみるとよいかもしれません。

ダンススタジオではクールダウンをレッスン内で行うことはあまり無いと思いますが、生徒には知識としてクールダウンが必要なことを声掛けしてあげると親切だと思いますし、もし生徒がこれからインストラクターになったらきっとそれは引き継がれ、無知からくる未来のダンサーの怪我が少なくなっていくかもしれません。

クールダウン、本当に超大事ですから。

怪我の無いダンサーを育ててあげるためにも、最低限おさえておくと良いですね。

少々おせっかいですが私のおすすめのレッスンの流れです。

  • ウォーミングアップ(筋温UP)
  • 動的ストレッチ
  • アイソレーション
  • [JAZZ基礎、筋肉を起動させるトレーニング]
  • 静的ストレッチ(一部位が長すぎないように)
  • 筋トレ
  • ターンやステップなどの基礎
  • コリオ
  • [クールダウン]

[JAZZ基礎]のところはジャンルによってはやらないです

[クールダウン]はジムは行い、スタジオはできないと思いますので生徒に促しましょう。

解剖学

基礎だけで良いと思います。

きっとダンサーなら自然にわかっていることも多いですが、

「この筋肉はここまでで、こことつながっている。この関節の可動域(動く範囲)を大きくしたい場合は、このストレッチ、姿勢のキープも大事!」

なんていうことが指導できると(言葉が難しくなりすぎないように)効率的なレッスンになると思います。

キッズレッスンの場合:子供の身体についての知識

幼児に関して

頭が大きく転びやすく顔の怪我が多く、小さいうちは関節が脱臼しやすいので、転びやすいハードすぎる動きや、構成の中で手を生徒同士で引っ張ったりなどは避けたほうが良いと思います(おててをつなごう、とかは大丈夫かと思いますが)

そして熱中症になりやすかったり、本人がからだの異常に気づけない場合もあります。

小学生くらい

成長過程で成長痛があったり、ハードな運動はオスグッドを誘発したりしますので、しっかりケアし予防しましょう。

インストラクターなら知っていると思いますが、オスグッドとは運動によって太腿の筋肉が緊張して硬くなって起こる場合と、子供は脛骨粗面(膝の下)が弱いことが原因で起こります。

ハードになりすぎないように注意すること(大人とは違うこと、身体が動くからと言ってやらせすぎやダメ)

ウォーミングアップ、クールダウンをしっかり行うことが予防につながります。

日本ではキッズのダンスがレベル高く世界でも評価されていますが、大人以上に過酷な練習をさせている場合もあります。

子供の怪我や障害につながってしまいますので、指導者は子供の将来を第一に考えてあげる必要があると考えています。

日本のダンス界がまだまだ遅れているところです。

キッズの深夜リハーサルは絶対NG!

100害あって1利無しです。

いまだにスタジオが率先してやらせていたり、黙認しているところもあります。

子供の将来をかんがえるなら絶対ダメです。

成長とまります。情緒不安定になります。

プロを目指しているから深夜練が当たり前なんて言うことはありません。

私たち世代が作り上げてきてしまった文化で、ダンスが底辺拡大した今、特にキッズには悪しき文化になってしまいました。

プロのスポーツ選手が子供の頃に深夜練習なんてしていませんよね。

ダンサーもそうであるべきです。

もしインストラクターに「深夜リハーサルに出られないなら出番を減らす、フォーメーション下げる」など言われたらそれで下げられてよいと思います。

発表会のポジションより子供の将来の方が大切なのはあたりまえですから、もしそんなこと言うインストラクターがいたら親が守ってください。

本当はインストラクター含め全ての大人が子供を守っていかなくてはならないのにまだまだ日本のキッズダンスシーンはこういった場面で遅れています。

逆にキッズの生徒や親から深夜練に参加したい、といわれたらインストラクターはしっかり断ってください。

親にも子供の身体の事を考えるよう伝えてください。

何が一番大切かを教えるのもインストラクターの仕事です。

どうか生徒の事を一番に考えてください。それがインストラクターという仕事です。

最後に書きますが、モラル

生徒に手を出さないように!

ダンス界の恥です。生徒さんと真剣なお付き合いになるならまだいいかもしれませんが…

キッズの習い事として上位に来ているダンスですが、これによってダンス界の不信・衰退にもつながっていきます。

私がレッスンしていたスタジオでは契約書にしっかり書いてありました。そのくらい多いのです。

生徒自身も断る勇気をもち、誰かに相談するなどしましょう。

生徒という立場からいろいろ難しいと思うかもしれませんが、どうか勇気をもってください。

こんな嫌な内容で締めくくってしまったーーーー

以上、インストラクターの心得でした。

まとめ

インストラクターの仕事についてでした。

勤務先・内容、報酬、ダンスインストラクターになるにはというところから、主観ですがインストラクターの心得まで書きました。

これからインストラクターを「目指す方、レッスンを増やしたい方、是非頑張ってくださいね。

生徒さんの成長を楽しみましょう!

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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